お引渡し前の社内検査

こんばんは。
たいようホーム阿古目です。

今日は私が行っている社内検査の1つをご紹介致します。
社内検査と言えば大げさですが、たいようホームの現場は、
私自身が検査する内容が多くあります。
やっぱり気になってしまうのでついつい見てしまうのですが。

これは、先日お引渡しさせて頂きました現場での写真です。

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お家の掃除はもちろんプロの業者さんにお願い致しますが、お引渡しの直前では私も最終のお掃除をさせて頂きます。
「現場を担当させて頂きありがとうございました。」
とベタではございますが感謝の気持ちを込めて、
旅立つ娘の晴れ着の帯をお母さんが最後にギュッと締めてあげているような、
そんな気持ちでお掃除をさせて頂きます。

そして、各設備機器の水やお湯は出るか、水漏れはしていないか。
もちろんこちらも業者さんが確認はしてくださっておりますが、
私自身が、自分自身の目で最終の確認をさせて頂きます。

床下にゴミ等が落ちていないか、ドアや窓の異常は無いか。
その他細かなところまで私の目で確認を致します。
こういった作業をさせて頂くようになってもう何年になるでしょうか。

なので大体お引渡し前の現場には2~3日私が引きこもっています。
お引渡し前になると、現場に行けば100%私に会えます。笑

そして、検査は私だけの目でするものではございません。
各分野の業者さんや職人さん、そして、私や吉積を始めとしたパートさんやスタッフ。
さまざまな人間のチェック、検査を経て、
最終的にたいようホームからお施主様へお家がお引渡しされます。

なぜそこまでチェックや検査にこだわるのか。
それは、その昔私がお世話になっていた人の言葉がキッカケとなりました。
「家よりも比較的簡単に手に入れられる車や、家具、家電ですらお客様のお手元に届く時はピッカピカだ。
それよりも遥かに高額な買い物となる家という商品をそれより悪い状態でお手元に届ける訳にはいかない。」
同じ業界で働く人との会話の中でのこの言葉が何年経った今でもとても心に残っていて、
私がチェックや検査を人一倍入念にするようになったキッカケを与えてくれた言葉でもあります。

そして、これまでにお引渡しさせて頂いた後でお施主様とお話をさせて頂く会話の中で、
この部分をお引渡し前にチェックしておくとお施主様も安心できるんだ。
というようなヒントや気づきを頂きチェック項目に反映させて頂いております。

数年前にやり始めた当初と比べると段々とチェック項目も増え、作業時間も増えていますが、
それと共にお引渡しの時やその後で伺うお客様の喜びや笑顔も増えております。

これからも1棟1棟を大切に、お客様へお引渡しさせて頂きます。
よろしくお願いいたします。

資金計画(家づくりのお金の話)

こんばんは。
たいようホーム阿古目です。

今夜はタイトルにあるように、お金の事について私の思いを綴らせて頂きます。
弊社には、学生時代に経済学を学び卒業後は、銀行へ就職した、
『元銀行員で住宅ローンも担当していた』
『その経験を活かして住宅の営業マンも担当していた』
吉積というお金のプロフェッショナルが在籍しております。

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私はというと、学生時代は建築学を学び、図面を描いたり、模型を作ったり、
卒業後は工務店へ就職し、現場の工事に関わる仕事を担当していました。

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現場の仕事を担当していた私の視点、つまりは、普段お金のプロである吉積と
お客様の会話を隣で聞いている私が感じる事を綴りたいと思います。

お家づくりの資金計画。
この資金計画が大切なことは皆さんもご存じだと思いますし、
家づくりってこの資金計画が大切なんですよー。
そうですよねー。
という流れがごくごく一般的な流れです。

しかしながら、資金計画、住宅ローンが大切だという事は分かってはいるものの、
一番かなめとなる『借入する金額』や『月々の返済額』といったところは、
なんとなく。大体このくらいであれば大丈夫だと思う。
というあやふやな感覚で進められている方が多いように感じます。

そして、銀行さんから提示された融資額=家づくりの総予算。
という感覚を持たれている方も多いように感じます。

私は、融資額=家づくりの総予算。ではないと考えています。
『借りられる金額』=『返済できる金額』ではないということです。

あくまで銀行さんが提示してくれる金額というのは、
今のお客様の状況で借入することが出来る金額であり、
それに伴う月々の返済がこれから先何十年とお客様が返済していける金額かどうかの根拠はそこにはないのです。

A様とB様が仮に同じ3,000万円という融資額が提示されたとしても、
A様とB様の生活環境や家族構成、これからのライフスタイルは全く違います。
なので、A様にとっては負担なく返済していける金額だったとしても、
B様にとってはせっかく夢のマイホームを手に入れたのに、
ローン返済の為に逆に生活が圧迫されてしまう事も起こり得るのです。

まずは、いくら借りる事が出来るのかを把握することはもちろん大切ですが、
果たして満額借り入れる事が適正なのか、負担なく返済していける金額がいくらなのか。
なぜその金額であれば大丈夫だと安心して決める事ができるのか。
今の家賃と同じくらいだからとか、今の家賃より少し上がるけどまぁ何とかなるでしょう。
と言うような感覚。
『なんとなく』や『分からないけどまぁ大丈夫かなー』といった部分を、
是非とも分からないままにせず明確にした資金計画を立てて頂ければと感じております。
資金計画の大切さは、この『借入額』や『返済額』を決める為の『理由』を明確にすること。
とも言えるでしょう。
他にも家や土地だけではなく家づくりに必要となる費用があることや、贈与、固定資産など、
資金計画に大切な要素はたくさん絡んではくるのですが。

『何が大切で』大切な事が『なぜ大切なのか』。
それを知る事やその為に必要な事やサポートをさせて頂けるのが、
たいようホームの『家づくりまるわかり勉強会』となっております。

勉強会とうたいながら、雑談をしながら豆知識を得る事が出来る場だとも言えるでしょう。

一組でも多くのお客様にこの事を知って頂きたいという思いが、
私たちの活動力となっております。
知るタイミングは早ければ早い程何事もお得です。
お気軽にご来場くださいませ。
お待ちしております!
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家づくり勉強会 11月 

こんばんは。
たいようホーム阿古目です。

本日、『家づくり勉強会 11月』の最終日程が終了致しました。
6月から開催させて頂いているこの勉強会ですが、
開催月からの半年を振り返ると、お陰様で毎月お客様がご来場してくださっております。
当初はこのイベントの開催頻度はどのくらいが丁度良いのかとな?と悩んでおりましたが、
毎月開催させて頂いて良かった!と感じている今日この頃であります。


勉強会のスタイルも回数を重ねるに連れ、お客様とお話をさせて頂きながら段々と変わって行きました。
当初は数組の客様に対して、プロジェクターとスクリーンを使って全体に向けて説明をさせて頂いておりました。
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しかしながら、説明が終わったあとの質疑や不安点の解消などのお話をさせて頂く時間を、
1組1組のお客様に対して十分なお時間をなかなか確保できなかったことと、
じっくりお話出来た時の方が満足度が高かったことを踏まえ、
勉強会は基本的に各時間帯に1組のお客様を対象に時間を分けさせて頂くように変わって行きました。
1組1組のお客様に、お客様の状況や気になる内容に応じて最適な内容をお伝えさせて頂けるような勉強会へと変化していきました。

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このようなスタイルに変わって行きましたが、
プロジェクターとスクリーンを使ってご説明をさせて頂いたいたことから、
必然的にお客様との間にも距離ができ、
お客様からもどことなく緊張感がただよっていて最初は話しにくかった。
という感想も頂いておりました。
お客様ともどんな感じだと和みますかねーなんて会話もさせて頂きながら、

今となってはこのようなスタイルにたどり着きました。

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お茶でも飲みながら、ざっくばらんに気になっていることや不安なこと、
分からないことなどいろいろな内容をお話させて頂きながら、
その時その時のお客様に絶対に持ち帰って頂きたい内容をお話させて頂いております。
お客様からも質問や気になることをどんどん聞いて頂けるようになり、
私たちのお話より、一通り説明が終わった後のお話の方が割合が多く、
1組1組のお客様とじっくりとお話させて頂ける勉強会となっております。

お越し頂きましたお客様からも、
『話しやすかった』
『最初はちょっとドキドキしながら会場に来たけど来てよかった』
『勉強会ってもっと固い感じかと思ってたけれど、良い意味でイメージと違うかった』
というようなお言葉も頂くことができ、
こういったお声を頂けるようになったのも、
私たちと、ご来場頂いたお客様と共につくりあげてこれた形だと。
私たちだけでは辿り着けなかった形だなぁ~と片づけをしながら感じておりました。

今後も勉強会は続けて行き、1組でも多くの家づくりを考えられているお客様に、
大切な情報を届けて行こうと思います。

皆様のご来場心よりお待ちしております。

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