資金計画(家づくりのお金の話)

こんばんは。
たいようホーム阿古目です。

今夜はタイトルにあるように、お金の事について私の思いを綴らせて頂きます。
弊社には、学生時代に経済学を学び卒業後は、銀行へ就職した、
『元銀行員で住宅ローンも担当していた』
『その経験を活かして住宅の営業マンも担当していた』
吉積というお金のプロフェッショナルが在籍しております。

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私はというと、学生時代は建築学を学び、図面を描いたり、模型を作ったり、
卒業後は工務店へ就職し、現場の工事に関わる仕事を担当していました。

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現場の仕事を担当していた私の視点、つまりは、普段お金のプロである吉積と
お客様の会話を隣で聞いている私が感じる事を綴りたいと思います。

お家づくりの資金計画。
この資金計画が大切なことは皆さんもご存じだと思いますし、
家づくりってこの資金計画が大切なんですよー。
そうですよねー。
という流れがごくごく一般的な流れです。

しかしながら、資金計画、住宅ローンが大切だという事は分かってはいるものの、
一番かなめとなる『借入する金額』や『月々の返済額』といったところは、
なんとなく。大体このくらいであれば大丈夫だと思う。
というあやふやな感覚で進められている方が多いように感じます。

そして、銀行さんから提示された融資額=家づくりの総予算。
という感覚を持たれている方も多いように感じます。

私は、融資額=家づくりの総予算。ではないと考えています。
『借りられる金額』=『返済できる金額』ではないということです。

あくまで銀行さんが提示してくれる金額というのは、
今のお客様の状況で借入することが出来る金額であり、
それに伴う月々の返済がこれから先何十年とお客様が返済していける金額かどうかの根拠はそこにはないのです。

A様とB様が仮に同じ3,000万円という融資額が提示されたとしても、
A様とB様の生活環境や家族構成、これからのライフスタイルは全く違います。
なので、A様にとっては負担なく返済していける金額だったとしても、
B様にとってはせっかく夢のマイホームを手に入れたのに、
ローン返済の為に逆に生活が圧迫されてしまう事も起こり得るのです。

まずは、いくら借りる事が出来るのかを把握することはもちろん大切ですが、
果たして満額借り入れる事が適正なのか、負担なく返済していける金額がいくらなのか。
なぜその金額であれば大丈夫だと安心して決める事ができるのか。
今の家賃と同じくらいだからとか、今の家賃より少し上がるけどまぁ何とかなるでしょう。
と言うような感覚。
『なんとなく』や『分からないけどまぁ大丈夫かなー』といった部分を、
是非とも分からないままにせず明確にした資金計画を立てて頂ければと感じております。
資金計画の大切さは、この『借入額』や『返済額』を決める為の『理由』を明確にすること。
とも言えるでしょう。
他にも家や土地だけではなく家づくりに必要となる費用があることや、贈与、固定資産など、
資金計画に大切な要素はたくさん絡んではくるのですが。

『何が大切で』大切な事が『なぜ大切なのか』。
それを知る事やその為に必要な事やサポートをさせて頂けるのが、
たいようホームの『家づくりまるわかり勉強会』となっております。

勉強会とうたいながら、雑談をしながら豆知識を得る事が出来る場だとも言えるでしょう。

一組でも多くのお客様にこの事を知って頂きたいという思いが、
私たちの活動力となっております。
知るタイミングは早ければ早い程何事もお得です。
お気軽にご来場くださいませ。
お待ちしております!
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