長期優良住宅ってやっぱり良いの?

こんばんは。
たいようホーム阿古目です。

先日のブログで触れていた長期優良住宅について今夜は触れてみたいと思います。
私の主観でのお話とはなりますが。

そもそも長期優良住宅って何なの?と言うところですが、長期優良住宅をザックリと説明すると「家の構造や設備が長い期間良い状態で使用できると国が認定した住宅」と言うことです。長期優良住宅の特徴として、
1.長い間良い状態で使用する為にメンテナンスをしっかりすること。そのメンテナンスが容易にできること。
→ここで言うメンテナンスとは、傷んできている部分を修繕したり、そもそも傷んでいないかどうかを調べたりすることになります。
このメンテナンス(調べること)が容易にできる対策をしていると言うのがポイントです。
例えば、バルコニーの下が1階のお部屋になっていたりすると、バルコニーの下が傷んでいないかどうか点検するにはどうすれば良いか?通常であれば天井に穴を開けて覗き込む。と言った具合になりますが、そうすると点検した後は穴をふさいでクロスを貼りなおしたり、その手間を考えると点検するようにはならないでしょうから、あらかじめ点検をする為に点検口を設けておくといった対策をする事でメンテナンスが容易になる。と言った具合です。

次に、お金の話になりますが、
2.税金が抑えられる
住宅を所有する際には、固定資産税と言う税金が発生します。この固定資産税、お家の大きさや諸条件にもよって多少変わりますが相場は1年間に10~15万円程かかってきます。
新築住宅の場合は固定資産税は最初の3年間は実は半額になります。なので5~7.5万円程となります。長期優良住宅の場合はこの3年間という期間が2年延びて5年間となります。
つまり、税金面でいくと、半額の期間が2年間延びるので10~15万円ほどお得に。

あとは、耐震性が良い、可変性がある(簡単に言うとリフォーム(間取りの変更)がしやすい)、高齢者でも住みやすい(段差が無い)、断熱性が良い、国の認定を受けているので将来売りやすい、かも。等々いろいろございますが大分長くなってしまいましたので私の結論に向かって行こうと思います。

これはあくまで私が現場経験を通して感じる事ですが、現場の内容としては長期優良住宅だからと言って特別工事の内容がガラリと変わる印象は無かったです。
なぜならば、長期優良住宅にはもちろんお家の性能の基準もありますが、昨今の住宅会社さんは良い物を安くの精神が強いので各住宅会社さんが標準的に採用されている仕様でもともと長期優良住宅の基準を満たせる性能を持ち合わせている事が多い事。そして、長期優良住宅は国の認定を取得する訳ですから、膨大な資料と手続きが必須となります。その為に悲しいかな費用が必要となってきます。私の知る範囲では申請手数料は30万円前後でしょうか。その費用と減税効果を比べてみると。。。
もちろんその他にも長期優良住宅の魅力やメリットはございますが、性能や減税で長期優良住宅に興味を持たれている方は知っていても損はない情報かと思いこの度ブログで触れさせて頂きました。

もっと詳しく知りたいという方はお気軽にお問合せください。
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